ArduinoUnoについて
もっともスタンダードなArduinoのボードで入門にはとても使いやすいボードです。
UNOはイタリア語で「最初」を示し、Arduinoが始まった当時から進化(Diecimila→Duemilanove→Uno→Uno R2→Uno R3)と続けている長い歴史のあるボードです。
ATmega328PにはSerialPortが1つだけ存在し、そのポートをIDEからの書き込みとボードデジタルIOの0.1番との兼用で使用しています。
UnoはPCとの通信においてUSBシリアル変換にATmegaの小型CPU(ATmega16u2)を使用しソフトウエアによって安定的に実現しています。
そのため、PCとの接続においてはかなり安定した状態を保つことができるため、初心者にはとても扱いやすいボードとなっています。
中国のAlibabaなどにおいて、300円程度と正規版の1/10の価格で購入できるものもありますが、これらは、このUSBシリアルに中国製の安価なLSIを使用しているケースが多く接続の安定性は不明です。
またPCとのUSB接続においてはCDCC(ommunication Device Class)を利用しているためMacおよびLinuxではドライバーは必要ありません。
SPEC
CPU | ATmega328P | |
クロックスピード | 16 MHz | |
バスビット | 8 Bit | |
CPU種別 | AVR | |
動作電圧 | 5V | |
入力電圧(推奨) | 7 -12 V | |
デジタルI/Oピン | 14 | |
PWMピン数 | 6 | |
アナログ入力ピン | 6 | |
5VDC出力電流 | 20 mA | |
3.3VDC出力電流 | 50 mA | |
Flashメモリ | 32 KB : 0.5 KB はブートローダで使用 | |
SRAM | 2 KB | |
EEPROM | 1 KB | |
Size | (L)68.6mm (W)53.4mm 25g | |
参考価格 | 3,240円 2016.8.16 スイッチサイエンス |
ドキュメント関連(原文リンク)
●EAGLE FILEによる回路図
●PDFによる回路図
●DXFファイルによるボード外形図
●ATMEGA328Pのピンマッピング