10ギガ対応ルーターでインターネット速度UPに挑戦

ITいろいろ

様々なところで10GB光回線は驚くほど速い!と聞く
私の自宅は、マンションタイプだけどそれなりに速く(720MBps)実用上不自由はしていないけど、やはりどうしても毎日これが気になる。
いろいろ確認をしていくと、このマンションでも10GBを引くことができるというので、これまで使用していた1GB光ドコモ+OCNのインターネット回線から、10GB光ドコモ+OCNの回線にチェンジしてみた。
結果から言うと….確かに数値上・実用上かなりはやくなったが、これまで1GBで720MBが出ていたところからすると10GBで5GBという結果だったのでちょっと気持ち物足りない。
いつものChatGPT君に聞くと、計測したfast.comは5GBの計測数値しか出ないことが多いというので半信半疑で近々次の実験に試みようとは思うが、まずは本日の実験とその結果を記録しておこうと思う。

総合的な感想

速さは5倍で、でかさとうるささは10倍…値段は10倍以上ってどうかなぁ…
何に生かせるかなぁ…コスパ考えるなら実用上1Gでも十分かも…
でもお部屋のきれいさ20倍だし…ま、総合的にOKかな..
あとはチューニングして遊ぼう!

まるで小型PCくらいあるWi-Fiルータ….ええんかなぁ…

検討項目 コメント・確認方法
✅ Fast.comの仕様 fast.comはNetflix系の計測ツールで最大3〜4Gbpsで頭打ちになることが多いです。 → iPerf3でローカル検証が正確
✅ LAN内の測定かWANか Fast.comはインターネット経由なので、**回線自体の限界(プロバイダ設備や地域の帯域)**が影響

設備環境

  1. マンション各部屋には光ファイバーで回線が敷設されている。
  2. 光ケーブルからONU(NTT)を経由しS1であるルータに接続している。
  3. S1ルータからは15mのLANケーブルを介して2Fの寝室1にあるS2のHUBへINする。
  4. S2からは寝室1に対するWi-FiルータS3とS4のPCへ有線接続している。
  5. S2より寝室2までは距離があるため15MのCAT7屋外ケーブルを介してS5Wi-Fiルータへ接続。
  6. S5をHUB代わりにS6のPCへ有線接続している。
装置
S1 メインWi-Fiルータ NEC Aterm TP-LINK BE19000
S2 分岐HUB NETGEAR 1G FOXNE 10G
S3 Wi-Fiルータ NEC Aterm 1G ※設置/非設置選択
S4 デスクトップPC DOSパラ ガレリア 変更なし
S5 Wi-Fiルータ NEC Aterm 1G ※設置/非設置選択
S6 デスクトップPC LENOVO Core i5
A LANケーブル CAT6 CAT6a
B LANケーブル CAT7 変更なし

現状を把握しておく

とにかくまずは現状を把握しておく。
速度計測としては、fast.comを使ってみた。
2Fの寝室のWi-Fiがまあまあ古いタイプのAtermなためあまり速度が出ていないが実用上そんなに気にならない毎日である。とくにデスクトップS3、S6においてはかなり優秀。みんそくでの計測においても超はやいの評価をいただいている。

S1 S3 S4 S5 S6
360Mbps 82Mbps 720MBps 81MBps 640MBps

実験の方針

今回の実験の方針としては、家庭用に手軽に買える装置で、あまり高くなく手が出せる範囲とした。とにかく10GタイプのルータもHUBもNICもまだまだ高い。YAMAHAなどの日本製を使うとそれなりにいい値段がしてくるので、まずは、手が出る、できるだけ安い機器を選んで実験をしてみることにした。そしてとりあえずのチューニングはなしでフルノーマルで行ってみる。調べたいことは…

  1. 10GBはどれだけ速いのか?
  2. 10GBの回線にこれまでの1GBの設備ではどのくらい速度アップするのか?
  3. 10GBフルスペックにした場合どのくらい変わるのか

1.1Gポート接続

まずはルータをBE-19000(TP-LINK10G対応)に変えて、すべての設備をそのままで、2FへのHUB回線だけをTP-LINKの1Gに切り替えてみる。もちろんメインのONUとはWANに接続するので10Gになっているのは前提だけど、1Gと10Gではどのくらい変わるのかを調べてみたかった。
結果は、当然1Fのメインルータは最速をたたき出したが、2FのデスクトップPCでは1.5G近くをたたき出した。これだけでも十分

S1 S3 S4 S5 S6
1G 82Mbps 1.5G 81MBps 1.5G

2.10Gポート接続

次に、ルータをBE-19000(TP-LINK10G対応)の10Gポートにだけ接続を切り替えすべての設備をそのままで実験してみる。これは実におもしろい結果がでた。というのはあえてS4のPCをHUBからではなくS6のAtermと接続してみると、1Gポート接続時には1Gでていたものが、なんと240Mbpsまでおちるという現象だった。これはS5の何かの設定かもしれないが、どうも納得いかない数値であるので、とにかく深く追及をしないまま最終的にはS5のAtermは取り外す方針とした。
ここで、AのCAT6ケーブルをCAT6aに変えて実験をしてみたが、速度事態に変化はない。環境も自宅で蛍光灯からも遠くごく普通の状態なので退官としては現れてこない。(計測器等を使うとことなるのかもしれないけど、とにかく素人実験の範囲で進めてみる)

S1 S3 S4 S5 S6
1G 93Mbps 1.5G 81MBps 240MB

3.HUBの交換

次に、2FのHUBを10Gものに変えてみる。ワクワクしながら電源を投入したのだけど…ちょっとがっかりすることがひとつ…うるさい!ファンの音が以上にうるさい!ドスパラのガレリアがかなり静かなだけに、なぜだかこんなちっちゃいもんがブーブーいうとかなり耳につく!ネットを調べると他のメーカのものでもうるさいらしくみんなファンを変えている。私はとりあえず実験を先にすましたいのでそのままで進めてみる。結果としてはなかなかのものになった。

S1 S3 S4 S5 S6
1G 93Mbps 2.3G 81MBps 970MB

4.フルスペック

さて、最後に期待のNICカードを10Gタイプに交換してフルスペックで試してみる。NICはTP-LINKの赤い格好いいやつ、型式はTX401というやつ。これに差し替えてどのくらい出るかだ。
しかし…ガレリアは格好はよくて重厚なんだけど、とにかくメンテナンスがしにくい。HDDの入れ替えだけでもシックハックする。NICの入れ替えはとにかく狭くて狭くて…格好いいんだけど、これだけはユーザビリティーでない。

そして期待の数値は….S4以外は変わらないのでS4の実測値を参考までに…
しかし、冒頭にも書いたけど、10Gなのに半分の5Gはちょっと悲しいので、これから計測ツールを変えたりチューニングをしてみおうと思う。

最終

最後に残ったのは部屋の中のWi-Fi。
このマンションは2F作りでコンクリなうえ、なぜだか部屋は鉄の扉…
全然電波が通る気配がない。
事実これまでの環境では全くとどかなかったから、各部屋のWi-Fiルータはしょうがないなあとは思っていたけど…なんとなんと、このでかい、PCほどでかいWi-Fiルータは優秀で、これ1台でなんと2F部屋の隅々まで届いてくれる。速度は一番端で180Mbpsでてくれるので、なんと、今までのWi-Fiより完璧によくなった!これは本当にありがたい

補足

うるさいファンの対策

1.ケースを外して全体放熱

2.新しいファンの交換

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