Facebookを活用しないITエンジニア
私の知る多くのITエンジニアは、Facebookや他のソーシャルメディアを活用しない傾向にあります。その理由として、「プライベートを共有したくない」「自分のことをさらけ出す意味がわからない」「そもそも面倒くさい」という声がもききます。
しかし、Facebookは単にプライベートを公開する場ではなく、自己表現やマーケティングスキルを磨くための強力なツールとして活用することが可能なツールであると感じています。使えば使うほど自分のコミュ力をアップしてくれる道具に感じられます。
素敵な書き込みと素敵な写真は明らかに「いいね」の数が増えます。逆にしょうもない書き込みは一気に無視されます。つまり、自分の表現に対して露骨に評価をしてくれるのがfacebookです。
私は、表現力・コミュ力をアップしたいITエンジニアにはもってこいのツールだと思っています。
Facebookが提供する自己マーケティングの機会
Facebookは、自分の考えやプロジェクトをシェアし、多くの人とつながることで表現力を磨く場として活用できます。特に次のような利点があります。
投稿内容で自己表現を学べる
Facebookでは、どの話題や表現が人々の目に留まるかを分析できます。このプロセスを通じて、自分の言いたいことをどのように伝えれば良いかを学べます。
それは大好きな趣味の話から友達との出来事、今日見たTVのことや旅行の話….多岐にわたって自己表現が許される世界です。そして、つながっている人たちに即座に評価をしてもらえるのです。
別のお仕事の型との交流による視野の拡大
ITエンジニアは比較的こもりがちな仕事です。朝から晩までPCとにらめっこををし同僚もITエンジニア、ともすれば土日や休みもプログラミングなんてのもザラじゃないでしょうか?
とても狭い範囲の中で成り立つ商売なのでお付き合いする人たちもとても限られた状態となり、話題も偏り視野も偏ります。その点Facebookなどを通じて、他のプロフェッショナルとつながる機会が増え、他の業界の知識も深めることができ交流も増え自分の枠を自然に広げてくれます。
Facebookを活用した表現力の向上
多くのITエンジニアは、技術力が重視される一方で、表現力やコミュニケーション力の向上に対しては後回しにしがちです。しかし、これが原因で、クライアントや同僚とのコミュニケーションが円滑に進まず、誤解や齟齬が生じる可能性があります。
仕様の汲み取り違いから起きいるとんでもない納品物や、いったい何をやっているのかわからない日々が続きお客様からおしかりを受けるなんてこと…経験していませんか?
決して自分は間違ったものを作っているつもりもないしさぼっているわけでもないのに、
- 「何をしているのかわからない!」
- 「いったいどこまで進んでいるのかわからない!」
- 「なんか全然違うものができてきている!」
- 「いった今頃なんでそんな質問するの?」
あなたにアルアルではありませんか?
これは全てコミュ力の不足から生まれるものです。
仕事先のお客様から面談で要求される「一番大事なのは技術よりコミュ力」というところの根本はここにあることを知っていますか?
Facebookで表現力を磨けます
Facebookは表現力を高めるための練習場として最適です。
具体的には、以下の点が挙げられます:
- 反応を通じた学び
投稿への「いいね」やコメントを分析することで、どの表現が効果的かを理解できます。 - 写真と文章の工夫
投稿のクオリティを高める習慣が身につき、マーケティングスキルが自然と向上します。 - 反復練習で成長
継続的に投稿を行うことで、表現方法が洗練され、仕事にも応用できるようになります。
自己ブランディング力を育む
ITエンジニアとして成功するためには、自己ブランディングが欠かせません。
自分の得意分野や考え方などを発信することで、他者からの信頼や親近感を得ることができます。また好みに合う人からのコメントなどによりあなた自身のブランドが日々確率されていくのです。難しいことを考える必要はありません。思ったことあったことを書けばいいのです。
ただちょっと…どうやれば読みやすいんか?どうやれば笑いをとれるのか?どう書けばつかみをとれるのか?そんなことを意識することはとても大事なことです。
Facebookを活用した自己成長のステップ
難しいことを考えなくて大丈夫!最初は日々の生活や食事のこと、友達との交流やそして技術的な気づきや学びをシェアするところから始めてみるのがいいと思います。
あまり深く考えず日記のように書いてみること大事です。
しいていうなら技術的には…例えば、次のような内容を投稿もできます。しかし直接お客様の仕事にかかわることを書くのは守秘義務に反しますので、自分が趣味で進めているプロジェクトなどに特化すべきです。そのあたりはあなたの常識が問われるところです。
– 学んだ新しい技術やフレームワークの使用感
– 進行中のプロジェクトで直面した課題と解決方法
– 業界のニュースやトレンドに対する個人的な見解
反応を楽しんでみましょう
投稿に対する他人の反応を楽しみつつ、自分がどのように見られているのかを知ることは、自己成長の一環です。フィードバックを活用して改善を重ねましょう。
「いいね」の数、コメントの数、シェアの数….多くの反応を楽しむことができます
投稿を振り返る
過去の投稿を定期的に振り返り、自分の成長を確認することで、モチベーションを維持できます。また、振り返りの中で新たな発見やアイデアを得ることもあるでしょう。
Facebook活用で稼げるエンジニアを目指す
Facebookが直接お金を呼ぶということではありません。Facebookを活用し自分を磨くことで結果的に稼げるエンジニアを目指せる可能背があるということです。たとえば…
自己ブランディング力を向上させる
Facebookでの定期的な発信を通じて、自分のスキルや専門性を効果的にアピールすることで、仕事の依頼が増え、キャリアの幅が今以上、なにもしないでPCの前に座っているだけより広がるんじゃないでしょうか?
もし転職などを考えているなら、あなたの人間性や考え方や趣味、そして表現力や技術力まで理解できる内容の積み重ねであれば、よりマッチング度が高くなりそうです。
コミュニケーション力の向上
Facebookを活用して表現力を磨くことは、クライアントやチームとのコミュニケーションがスムーズになり、プロジェクトの成功率も向上につながり、企業内でも重要なポストにつける可能性が広がります。
長期的なキャリア形成
結局、自己表現とネットワーキングを続けることで、自己成長を記録し、稼げるエンジニアとしての基盤を築くことが可能になると思います。
結論:Facebookを活用して成長を楽しもう
Facebookは、ITエンジニアが自己表現力やマーケティング力を磨くための強力なツールです。技術力だけでなく「伝える力」を磨くことで、仕事の質やキャリアチャンスが飛躍的に向上します。少しの勇気を持って発信を始め、日々の成長を楽しみながら、稼げるエンジニアとしての道を切り開いていけると信じています。
ぜひ、今まで踏んでいなかった一歩を踏みだしてみてはいかがでしょうか?