ITエンジニアに磨いて欲しい力
ITエンジニア….多くの方がほとんど無視して持ち合わせていない力、そして勉強もしなければ、それを出来なくても良い?とまでいう。
書類を作らせれば酷いレイアウトに何が言いたいのかわからない文書に、幼稚な言い回し。句読点まではいいとしても…報告書、勤務日報にいたるまで….
そして大概のエンジニアは言う
『僕はドキュメント能力ありませんから』
プログラミング的技術力があれば成り立つと思っているのがほとんど?
今日は八坂神社の夜のお散歩満月
デザイン力をつけてくれぇ
もし、貴方がお客様と対面で打ち合わせをしたり、仕様を作ったりする立場なら、この力をまず養ってほしいと思う。
貴方が出す資料がお客様の目にとまるとき、まずお客様が、見たい!見てもいいよ!という資料が作れなければ、その段階でアウト。
でも、これが出来るITエンジニアはなかなか会えない。
大概のエンジニアはエクセルを使ってスケジュールや仕様書、設計書を作っていると思うけど、何 なんとも言い難いものが多い。
色使い、フォントの大きさ、図形の使い方、罫線の種類を含み、ほとんどのエンジニアの資料は、とても悲惨なものが多い。
貴方が提出する資料は、どんな技術資料でも、報告書でも、作業日報ですら、それを見るのはお客様であり、それを見て仕事がすすみ、そしてその結果お支払いをいただけるのである。
その資料が悲惨であったら、お支払いいただけるだろうか?『あーあ、また技術者のこんな資料か!…』と思われた瞬間、お支払いの額は減り、次からの発注額は間違えなく…
出てきた資料が、まず、見た目良ければ、とりあえずは第一関門クリアーである。
とにかく、まずは、デザイン力を鍛えて、見たくなる資料、見たくなるスケジュール表を作れるようになって欲しい。
今はインターネットでなんぼでもサンプル落とせるし、簡単にテンプレも流用できるが…
全く関係ないと思わず、そこらへんに落ちている居酒屋のチラシや、欲しい商品のカタログ、ネット広告を集めてみて欲しい。そして、自分がカッコいいなぁ、と思うものをどんどん集めて、とにかく時間ある時に、コピーしてみたり、見るだけでもいいから、そこに気を使ってみて欲しい。それだけでも変わる
マーケティング力を養ってくれぇ
なんでこの力やねん?と思われるが、実はこれ、凄くやくに立つ。マーケティング力といっても、その中には色々な要素を含むけど、ITエンジニアに欲しいところは、訴求という単語。そしてその訴求をするためのテクニック。
見出し、副タイトル、リード、本文、箇条書きの使い方。
訴求とは、自分が伝えたいことをどう伝えるのかということ。つまり相手(ターゲット)🟰お客様が何を求めているのか?何が喜ぶのか?をしっかり把握したうえで、お客様の喜ぶツボに対して突き刺さるものを提出する。つまりお客様に訴求をするということ。
訴求をするために、わかりやすく、完結に、それをまとめる力が必要。そのために、まずはお客様の心を一気に掴むためのタイトル、それを補う副タイトル、次にこちらの本文を読ませるきっかけとなるリード、そして本文。
これらをしっかり意識して、常にお客様がニコニコしながら、うんうんと頷きながら読み進めてくれる姿を常に想像してまとめる。
こうするだけで、貴方の報告書や日報、そして仕様書やスケジュール表は見違えるように変わるはず。
そしてこの時に力になるのが、いつも眺めていた、ちらしやカタログ。
チラシやカタログ、そしてネット広告は秀悦!あんな小さなA4の面積の中に、たった数行の文書とイラストで全てを伝えるのだから。みたことのない人の心を鷲掴みにできるのだから。
ここには、ターゲットと訴求がきっちり埋め込まれている。
一度チラシを、『これは誰に向けてかいてるのかな?』という視点でみて欲しい。そうすれば訴求という意味が理解でき、素晴らしい資料が作れる力がつくに間違えない。
コミュニケーショ力は自然につく
プログラマーやIT系でよく問われるのがこのコミュニケーショ力。これがない!と言われる人が多いが、大概はこう言う人はドキュメント力がない。ドキュメント力がないというのは、人に見せるドキュメントを書く力がないという事
つまりこれは前者、デザインとマーケティング…つまり見せる技術と訴求する力がないという事。
つまり、デザイン力とマーケティング力をつければ、コミュニケーショ力は自然につくのです。
相手の質問や相手の話しを聞くときにに、自然に訴求ポイントを読み取れるようになり勝手にお話しができるようになるのです。
どうすればマシにできるか?
黙って、必死にまとめようと思わなければいい。必死に説明しなければいい。
口を開いて、自分と会話しながら進めればいい。自分に質問をして答えながらそれをまとめればいい。
まずはここで何をやるのですか?ここで何をたすのですか?それはなんのためにですか?それをやるためにいつお客様から貰わなければいけないですか?
是非挑戦してください。